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ニューズレター第16号(Sep.22,2001)
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国際的な音楽学会とRプロジェクツの
歴史と現状について
金沢正剛
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1)国際音楽資料情報協会
International Association of Music Libraries, Archives and Documentation
Centre(IAML) 1951-
1949年、1950年の準備会議を経て1951年パリで発足。当初図書館だけの団体からArchives and Documentation Centreが名称に加わり、さらにその中から
IASA(International Association of Sound and Audiovisual Archives)、IAMIC(International
Association of Music Information Centres)が独立。メディアの発展に伴って音楽図書館の姿が分化して行く様子を示している。
学会誌:Fontes artis musicae(1954-)
2)国際音楽学会
International Musicological Society(IMS)1927-前身:Internationale Musik
Gesellschaftが1899年に発足。1914年第一次大戦で解散。1927年に再び発足、現在名。
現状:活動はさらに地球規模になったが、発表や学会誌への投稿もIMSより自分の国で行う傾向もある。日本の会員の積極的な参加を希望する。
学会誌:Acta musicologica(1931-)
3)ドイツ音楽学会
Gesellschaft fur Musikforschung(GfM)1946-
前身:Allgemeine Deutscher Musikverrein(ADMV)1861-1837。学問的というより演奏面の活動を支援。ヒトラーの影響によってユダヤ系の音楽学者がアメリカに亡命したために1837年に解散。1946年から現在名
現状:東ドイツにあった音楽学会は東西が合併した時に統合されたが、それに従って東側の学会誌がなくなった。それが統一なのか吸収なのか、国際音楽学会に旧東独がどのような関与をするのかが問題。
学会誌:Musikforschung(1948-)
4)イギリス音楽学会
Royal Musical Association (RMA)1874-
現状:着実な運動を続けていて、研究発表は活発であり、IMSに積極的に関している。
学会誌:Journal of the Royal Musical
Association(1987-)
5)アメリカ音楽学会
American Musicological Society(AMS)1934-
前身:1930年代に存在していたAmerican Library of MusicologyとNew York Musicological Societyが1934年にニューヨークで統合。
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世界で一番大きな組織で、10程のローカルチャプターがあって独自の活動をしている。全国大会は玉石混交の感があるが、実質的な発表にはローカルミーティングを利用する人々も多い。
学会誌:Journal of the American Musicological Society(1948-)
6)ベルギー音楽学会
Societe Belge de Musicologie(1946-)
会員数は200人に満たない学会だが、内容は充実。
学会誌:Revue belge de musicologie(1946-)
7)イタリア音楽学会
Societa Italiana di Musicologia(SIdM)(1964-)
現状:最近2つに分裂。主流派に対してボローニァ大学中心の学者が新学会を結成。
学会誌:Rivista italiana di musicologia(1966-)
8)Rプロジェクツ IAMLとIMSの共同事業としてスタートしたカタログのプロジェクト。
国際音楽資料総目録
Repertoire Internationale des Source Musicale
(RISM)音楽作品の原典資料のカタログ
国際音楽文献総目録
Repertoire International de Literature Musicale (RILM)(1966-)音楽の著作全般のカタログ
国際音楽図像資料目録
Repertoire International des Iconographie Musicale)(RIdIM)(1971-)
音楽に関する美術作品のカタログ。現在、米、スイス、フランスの3つに分裂状態だが、今年度京都市立芸術大学で発足した「音楽図像学プロジェクト」にとっても早く解決を見てほしい。
Repertoire International de la Presse Musicale-A Retrospective Index
Series(RIPM)18世紀から20世紀初頭までの音楽関係雑誌のリプリントとインデックス
この他、フランス、オーストラリア、オランダ、日本等にも触れられた。なお、報告は各学会の前身や学会誌の変遷にも言及されていたが、紙面の都合上割愛した。また、この報告の前に京都市立芸術大学のスティーヴン・ネルソン氏から今年度発足した音楽図像学の研究プロジェクトについて、その概要と今後の活動計画に対する報告があった。これは日本における音楽図像学にとっての画期的なプロジェクトになることが期待される。
(文責:長谷川由美子)
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IAML ペリグー 2001に参加して
末永理恵子
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1951年7月23日、パリでIAML=AIBMが産声をあげてから今年で50年。この記念すべき年である今年の大会は、7月8日から6日間にわたってフランスで開かれました。筆者は今回、IAML日本支部から大会参加費の助成をいただいて参加することができました。初体験の感想を記すことでご報告に代えさせていただきたいと思います。
■Pre conference visit
大会に先立ち、7月6 7日にパリの施設の見学会がありました。6日はシテ・ドゥ・ラ・ミュジーク(http://www.cite-musique.fr/)の見学。内容は、パリ音楽院のメディアテーク、音楽博物館のドキュメンテーション・センター、CDMC(Centre
de Documentation de la Musique Contemporaine)、メディアテーク・ペダゴジークです。博物館の自由見学も含まれていました。また、7日は、国立図書館とIRCAMを見学しました(そのあと、レ・アルのMediatPque
musicale de Parisの見学が入っていましたが、筆者は列車でペリグーへ向けて発つ予定だったので、参加しませんでした)。
全体として、やはりコンピュータを駆使した検索や閲覧システムの紹介が目を引きます。音楽博物館では、所蔵楽器の写真などをデジタイズしてデータベースを
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作成しており、webでも見られます。ただし画像の拡大表示はセンター内でしか見られないとのことでした。CDMC(http://www.cdmc.asso.fr/)もwebでカタログが見られるようになっています。また、国立図書館では、ヴィデオやCDなどAV資料の検索から視聴までを一貫して同じ端末で行えるシステムが印象に残っています。舞台裏を見ると、機械室には巨大な箱というべきか、小部屋というべきか、それぞれのシステムにいくつものプレーヤーが入っていて、利用者端末からリクエストがかかると、機械が自動的に棚からソフトを取り出して、空いたプレーヤーのところに持っていって再生し、端末に流すようになっているのです。この視聴システムには、見学者一同目を見張りました。また、IRCAMの資料室の端末は、現代音楽作品を再生しながら楽譜を表示し、演奏している場所まで示してくれたり(何曲入っているのかはわかりませんでしたが)、3Dで部屋の絵が表示されて、画面上で自由に角度を変えて棚を見ることができ、クリックするとその棚にある資料が表示される、という、遊び心のあるインターフェースが取り入れられたりしていることも紹介されました。このシステムそのものはWebでは使えませんが、IRCAMのホームページのURLはhttp://www.ircam.fr/で、一部の部屋の写真や解説などを見ることができます。
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■ペリグー
パリ・オーステルリッツ駅17時51分発の列車に乗り、途中リモージュで乗り換えて、ペリグーの駅に着いたのは22時40分をまわっていました。日の長いフランスでもさすがに真っ暗でしたが、タクシーに乗って11時頃にホテルに到着しました。
ペリグーはペリゴール地方の中心都市で、ボルドーの北東にあります。古い建物が保存された美しい町並を誇るとともに、フォアグラやトリュフを名産品として持つ、グルメな都市でもあります。ペリゴール地方には有名なラスコー洞窟などがあり、考古学研究上の要所としても知られます。
初日(8日)のオープニング・セッションでは、アラブの音楽から現代音楽までこなすハーディーガーディー・アンサンブルが、聴衆を楽しませ、花を添えました。
翌朝から会議が始まり、13日までの間、朝の9時半から夕方5時45分まで会議が組まれています。多数の分科会に分かれて真剣な討議や発表がなされ、最終日のクロージング・セッションで、各分科会の報告と各国の支部報告がありました。公用語は英・仏・独ですが、今回は英語か仏語が主に話され、英語の同時通訳がない場合も、レジュメがないこともあります。筆者は、仏語も英語も旅行会話程度なので、ヴィデオやコンピュータ画面を映して具体的な説明をしているもの以外の発表・発言は、ほぼお手上げで、毎日がんばってセッションを見学したにもかかわらず、ただ語学力の必要性を強く認識するだけに終わってしまいました。
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このほか、遠足の日以外は毎日コンサートがある、といった具合に、イベントも盛り沢山でした。50周年のため力を入れて企画したのでしょう。地元の博物館では特別展としてペリゴール地方の音楽との関わりをテーマにした展示が行われていました。10日の記念パーティーでは、IAMLフランス支部がF.
RossJに委嘱した"Cris de Cerise"の初演(出版譜も配布)のほか、プレゼントのあたる抽選会もありました。ホワイエの壁にはIAMLの歴史をたどる写真が飾られ、立食パーティーではIAML50歳を祝って「ハッピー・バースデー」を皆で歌うひとこまもありました。最終日、フェアウェル・ディナーのために、古いシャトーに観光バス3台ででかけていって、名物のトリュフ入りフォアグラで始まる豪勢な晩餐をいただきました。デザートが終わったのが午前0時頃で、それからダンスが始まりそうな気配。さすがに多くの参加者はホテルに引き上げたようですが、3時頃まで踊っていた人たちもいたそうです。
以上、印象に残ったことを連ねたところ、会議自体でなく周辺のできごと中心になってしまいましたが、全体を通じて、世界の動きを知ることの重要性は再認識しました。また、パーティー、遠足、コンサートなどの行事が組み込まれており、親睦にも重点が置かれているということもわかりました。できる限り多くの人が何度も足を運んで、他国のライブラリアンと交流し、親しく情報交換ができるようになると良いだろうと思います。そうしたきっかけを作るために、日本支部の大会参加費助成は有意義である、ということを肌で感じることができました。この場をお借りして御礼申し上げます。
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ペリグー会議に参加して
関西フィルハーモニー管弦楽団
ライブラリアン 佐古 純子
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いさ、ペリグーへ
7月8日から13日までフランスのペリグーで行われる会議に参加することになった。あいにく出発の日は雨で、少しばかりうっとうしい出発となった。また乗り換えのドゴール空港でも雨にあい滞在中もよくシャワーにやられた。今回の参加は発表者としての参加である。ましてや初参加である。このような国際会議で発表をするなどということは私には縁がないと思っていた。発表ということを抜きにフランスという国へ行くという楽しみ、そして食文化の発達した国へ行くということは私にとってアメリカで過ごした生活を見つめ直すいい機会となった。
発表に向けて
ペリグーについてから、どのような街かを見ながら会場へ行き手続きを済ませた。私の発表の日と時間を確認して、ひとまず初参加するメンバーの自己紹介の会合に出席した。その後オープニング・パーティーが盛大にくりひろげられフォアグラとワインに舌づつみをうちながらひといきついたころに、スイスの名門トーンハレ管弦楽団のライブラリアンがわたしの肩をトンとたたき「久しぶり!」と声をかけてくれた。私はこの会議の出席は初めてだが彼は何度とこの会議に足を運び、*MOLAの機関誌マルカートに報告記事を執筆している。去年のエディンバラ会議の様子をはじめ今年の開催地であるペリグーのこともきっちりとのせていた。「ペリグーはとってもいいところです」という最後のフレーズが忘れられない。偶然かのようにフランスでの再会となった。他にもオーケストラ・ライブラリアンの出席がありよく聞いているとなんと彼女もMOLAのメンバーであり今回の会議の発表をするという。何かふと助けられたような気になりいつの間にかうちとけて会議中よく話すようになった。またお互いの精神的な支えであったかのように思われる。私の発表のテーマは「オーケストラ・ライブラリアンと教育機関図書館、音楽図書館の関係について」である。日本全国のオーケストラ・ライブラリアン、そして教育機関図書館、音楽図書館のライブラリアンに質問を出してそれをまとめたものである。私の発表の枠は他3人のスピーカーとともに行われた。イギリス、モスクワ、ストックホルムからのライブラリアンである。オーケストラとかかわりのあるライブラリアンのスピーチはとても楽しいものであり私もとても勉強になることがたくさんあった。
パリ管弦楽団の場合は
また別の日にあったオーケストラ・ライブラリアンのセッションもとても興味深いものであった。現在、オーケストラ界ではベーレンライター版の楽譜が大流行している。つまり曲を原典版に近い解釈のもとで演奏するということだ。パリ管弦楽団ではそれそれに平行してフランス人作曲家の原典版、あるいはそれに近いエディションを修復する作業をしている。そうすることにより音楽の解釈やその時代の音楽のことがわかる。昔の音をひもとく作業をしているわけである。発表者のナノン女史は、アーティキュレーション、ボウイング,その他いろいろな研究状況を発表してくれた。フランス語がわからない私もオーバーヘッド・プロジェクターの楽譜を見るだけで、とても心を打つものだった。今も、時間があれば彼女の仕事場をのぞいてみたい気持ちでいっぱいである。また、彼女の発表で、楽譜の落書きを見ることができた。私の在籍する関西フィルハーモニー管弦楽団でも同様の落書きがある。オーケストラ・プレイヤーというのは今も昔もそしてどの国も同じで変わらないのである。その他の発表の印象としてはやはりIT時代を反映したかのようにデータベースの作り方がとても多く私も作成に取りかかろうとしている仕事にとっても参考になった。コンピューター時代をむかえ多くの情報がインターネットやましてやブロードバンドという方法でやってくる。こちらからそのつど、図書館に行かなくても済む。またグローブなどの大容量の辞書もインターネットを通じて調べることができる。なんと楽なことであろうか。
知り合いになって情報収集して…
偶然にも、出発前に関西フィルのプレイヤーが私のところへやってきてブリティッシュ・ライブラリーの蔵書目録から演奏したい曲目を探したというのだ。「どうしても演奏したい。しかし楽譜がないしどうしていいのかわからい。」彼はわざわざ、東京の音楽大学図書館を訪ねこの目録を探し当てた。彼にとっての大プロジェクトである。しかしこの先がどうしても進まないので私に相談にきたという訳だ。私も会議に行くのできっとブリティッシュ・ライブラリーのライブラリアンがやってくるのではないか。と、心で思いこのアナログ的な仕事を引き受けた。そして最終日に多くの人に聞いて担当者を探して入手方法を聞くことができた。なんと時代に反抗した仕事の仕方か。インターネットやファックスがない時代にはこういう方法しかなかったのだと思えば大変な苦労や作業である。また今の時代から思えば言葉は悪いが「原始的」である。
また、会議開催中に、いくつかの出版社が資料を持って並べていたのも大変印象的である。会議の合間をみてそれぞれのブースを見て回った。そのひとつにベーレンライターのコーナーがあった。そこで、関西フィルハーモニー管弦楽団が演奏をしているベートーベン・チクルスの疑問点などをなげかけてみた。交響曲第9番“合唱付”の楽譜を他団の楽譜とチェックする作業を指揮者から言い渡されていたのであるがなんと違う音が印刷されてどうしたら正確な情報をもらえるかということだ。メールをくれたら担当にまわしてくれるとのこと。とても暖かい言葉であった。
肌で感じた「国際」
会議の間にはエクスカーション、演奏会そしてパーティーが開かれ国際会議というものを肌で感じた。言語の違いに始まり、表現や思想の違い。パーティーには民族衣装で来る人。私はアジアからやってきた東洋人であるということをわかっているはずなのだがいっそう自分自身の認識が深くなった。私の発表も含め大変であったがこの会議が大きなドアを開けてくれ今からまた出発を知らせてくれたようだ。
*MOLA:
Major Orchestra Librarian?s Association の略
北米を中心とするオーケストラ ライブラリアンの協会。年に1度の会議を北米で開催している。最近ではヨーロッパ、アジアからの会員も増えつつある。
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♪♪会員異動
*新会員
永田桂輔
*変更
・住所と電話番号変更
高橋美都
・メール・アドレスとファックス番号の変更
林淑姫
・メール・アドレスの変更/修正
井上公子
羽柴明美
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*事務局だより
IAML会議参加補助基金により、始めての会議参加者を2名ペリグーに送ることができました。佐古純子さん(関西フィル)は、オーケストラ・ライブラリーと音楽教育機関図書館部会で報告。佐古純子さんと末永理恵子さん(日本近代音楽館)は、共にこの号でペリグー会議の報告をしておられます。来年はカリフォルニア大学バークレイ校で開催されます。
応募・基金ともお待ちしています。
■Publication Received
日本フルート協会会報 165ー166
■2002年カリフォルニア大学バークレイ校でのIAML Conferenceのホームページが設けられました。
URLは、以下の通りです。順次案内が加わります。
http://www.staff.uiuc.edu/~troutman/berkeley.html
■2002年IAML国際会議
2002年のIAML国際会議は、8月4-9日に、カリフォルニア州バークレーで開催予定。同会議に関するウェブサイトも公開開始。
http://www.staff.uiuc.edu/~troutman/berkeley.html.
■Mulier fortis、NHK番組で
IAML日本支部3月例会(新山冨美子氏発表)に関する米田かおり氏の記事(Newsletter第15号)がきっかけで、NHKが新山氏の研究成果を番組放映。番組名:「その時 歴史が動いた」(9月19夜放映)。
■『Music in Art』vol.XXV, nos.1-2
音楽図像学の研究誌の最新号(2000年春・秋号)が刊行。購読料の徴収・送金は、今回も寺本まり子氏にご尽力いただきました。
■UNESCO Music Prize
IAMLから同賞にノミネートしたRISMは、残念ながら最終的に賞を受けることはできませんでした。ノミネートにあたりご協力いただいた皆様に感謝いたします。
(以上)
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IAML日本支部ニューズレター 第16号
2001年9月22日 発行
発行 国際音楽資料情報協会(IAML)日本支部
〒106-0041 東京都港区麻布台1-8-14
日本近代音楽館気付
http://www2.neweb.ne.jp/wd/iaml
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