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2012. 10. 11
■IAML第53回例会のご案内
▼研究例会「楽譜「原典版」をめぐって 〜ベーレンライター社刊行物を中心に〜」
日 時:10月20日(土)13:30〜
会 場:東京音楽大学
1. メンデルスゾーンのヴァイオリン・ソナタ集(ベーレンライター原典版、2009年)の
校訂に携わって 星野 宏美(立教大学)
2. 原典版とはなにか? 〜「原典版」編集の現場から〜 ダグラス・ウッドフル=ハリス (べーレンライター社)
司会:林淑姫(明治学院大学)
今回は、ベーレンライター社で長く「原典版」の編集に携わってこられたダグラス・ウッドフル=ハリス氏、および、同社刊行のメンデルスゾーンの原典版「ヴァイオリン・ソナタ集」(2009)の校訂に携わられました星野宏美氏をお迎えして、楽譜原典版について考えたいと思います。ウッドフル=ハリス氏のご講演につきましては、アカデミア・ミュージック社のご協力を得て実現しました。
皆さまお誘い合わせの上、ご参集ください。会員以外の方でも関心のある方でしたら大歓迎です。多くの方々のご参加をお待ちしています。
お問い合わせは、支部事務局 長谷川由美子
電話:042-536-0799(国立音楽大学附属図書館)
2012. 5. 31
■IAML日本支部総会および第52回例会のご案内
▼総会
日 時:6月3日(日)14:00〜15:00
会 場:東京文化会館第2会議室(4F)
審議事項
1. 2011年活動報告・会計報告
2. 2012年活動計画・予算
3. その他
▼研究例会「音楽図書館と音楽資料」
日 時:6月3日(日)15:30〜17:00
会 場:東京文化会館第2会議室(4F)
1. 日本の音楽資料2011年度報告(仮) 林淑姫(明治学院大学)
2. IAMLの将来(仮) Pia Shekhter (IAML本部事務局長)
司会:加藤信哉(名古屋大学)
研究例会には、会員以外の方でも自由に参加できます。
お問い合わせは、支部事務局 長谷川由美子
電話:042-536-0799(国立音楽大学附属図書館)
2011.11.21
■IAML日本支部第51回例会のご案内
▼シンポジウム
ミュージック・ライブラリアンの養成 〜文科省「改正司書養成科目」をめぐって〜
日 時:12月4日(日)14:00〜16:00
会 場:東京文化会館・小会議室1(4F)
2008年の「図書館法」改正にともない、2012年度より「実践力を備えた質の高い人材の育成」を趣旨とした文科省「改正司書養成科目」が施行されます。司書養成をめぐるこの新たな状況のもとで、長年懸案事項とされて参りました日本における「ミュージック・ライブラリアンの養成」に関する問題を今改めてとりあげ、お迎えしたパネリストの方々とともに、検討をすすめたいと思います。
1. 国立国会図書館・音楽映像資料課から 大島 薫(国立国会図書館)
2. 文部科学省「改正司書養成科目」について 加藤信哉(名古屋大学)
3. 新省令科目と音楽図書館との関係づけ
〜何ができるか、どこまでできるか〜 松下 鈞(帝京大学総合教育センター)
4. 音楽大学における司書養成について
〜昭和音楽大学の場合〜 岸本宏子(昭和音楽大学)
総合討論
オーガナイザー・司会:林淑姫(明治学院大学)
研究例会には、会員以外の方でも自由に参加できます。
お問い合わせは、支部事務局 長谷川由美子
電話:042-536-0799(国立音楽大学附属図書館)
2011.5.3
■IAML日本支部総会および第50回研究例会のご案内
▼総 会
日 時:5月28日(土)13:15〜14:45(受付 13:00〜)
会 場:渋谷区文化総合センター大和田2階学習室2(地図はこちら)
横断歩道橋をR246袂で降り、世田谷方面に向かって登り坂を上がり、セルリアンタワーの背面、最上階がプラネタリウム仕様の新しい白い建物です。ゆるい斜面をさらに上がると正面玄関、学習室は、EVで2Fです。図書館も同じフロアにあります。
▼研究例会
テーマ:歴史的音盤アーカイヴ協議会(HiRAC)の活動について
日 時:5月28日(土)15:00〜16:30
会 場:総会と同じ
講 師: 藤本 草 氏(日本伝統文化振興財団 理事長)
講演要旨:
1.「音」の記録の始まり
−19世紀末のエジソンによる「フォノグラフ」からSPレコードの登場まで−
2.日本のSPレコード史
−1910年の日本蓄音機商会に始まる、日本のSPレコードの歴史−
3.「音」のアーカイブの意義
−形のない音にのみ残されていた貴重な無形文化遺産−
4.歴史的音盤アーカイブ推進協議会(HiRAC)設立の背景
−取り残されていた音源記録のデジタル化−
5.HiRACの事業目的と成果
−設立趣旨とこれまでの事業成果−
6.「音」のアーカイブの未来
−デジタル録音を含む音源活用の未来−
研究例会後、懇親会があります。
場 所:渋谷区文化総合センター大和田 地下 bel mare caffe
会 費:3,500円(立食) tel : 03-6416-3010
*研究例会、懇親会には、会員以外の方でも自由に参加できます。
*総会・研究例会の会場は、飲食が禁じられております。
各自ペットボトルを持ち込むことは許容されておりますので、適宜ご用意下さいますようお願いします。センター内に自動販売機は備えられておりません。 センターの斜め前にコンビニがあります。
問い合わせ:IAML事務局 藤堂 雍子 yasuko.todo@nifty.com
2010.11.17
■IAML日本支部第49回研究例会のご案内
テーマ:日本におけるポピュラー音楽:歴史的概説の試み
日 時:12月5日(日)13:30〜17:00
会 場:東京音楽大学附属図書館5F教室
講 師:山田 晴通 氏 (東京経済大学教授)
今年のIAMLモスクワ大会 公共図書館部会でご発表のテーマです。
日本ポピュラー音楽学会元会長、音楽文献目録委員会 (RILM) 委員。IAML大会初参加体験記を日本支部ニューズレター40号に執筆。
講演後、東京音楽大学附属図書館の見学の機会を設けました。
会員以外の方もどうぞお誘い下さい。
問い合わせ:IAML事務局 藤堂 雍子 yasuko.todo@nifty.com
2010.5.7
■IAML日本支部第48回研究例会のご案内
テーマ:文化庁委託事業『「日本の音楽資料」のデータベース化のための調査』
結果と今後の展開
日 時:6月5日(土)15:00〜17:00
会 場:東京藝術大学音楽学部5号館301室
司 会:金澤 正剛
パネリスト:久保田慶一(調査委員会委員長)
寺本 まり子(調査委員会委員・IAML日本支部会員)
長谷川由美子(調査委員会委員・IAML日本支部会員)
会員以外の方でも自由に参加できます。会費は無料です。
例会後、下記にて懇親会を予定しています。懇親会も、会員以外の方も自由に参加できます。
場 所:Pepe le moko 上野桜木1-10-26 tel 3823-7387
東京藝術大学正門から徒歩3分
会 費:3,500円(立食)
恐れ入りますが、予約の関係上、参加を予定されている方は、5月末までに事務局までご連絡下さい。
問い合わせ:IAML事務局 藤堂 雍子 yasuko.todo@nifty.com
2010.1.15
■Digital Nanki Auditorium デジタル南葵楽堂ウェブサイトのご案内
○南葵音楽文庫所蔵貴重資料デジタル・アーカイヴのテスト公開
慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構の音楽資源統合リポジトリー・プロジェクトがデジタル南葵楽堂のサイトで、
デジタル南葵楽堂をテスト公開しています。
"デジタル化作業はまだ途上にありますが、多くの方からデジタル画像閲覧のご要望をいただきましたので、正式公開に先駆け、この簡易版閲覧サイトにてテスト公開"したとのことです。
マイクロフィルムをもとにデジタル化した音楽書、楽譜、および音楽外資料、合計約500点の資料を閲覧できます。
2009.10.19
■IAML日本支部第47回研究例会のご案内
2009年度秋の研究例会を音楽図書館協議会との共催で下記のとおり行います。
○音楽図書館協議会2009年度秋の研修会
日 時:2009年11月11日(水)13:00〜17:00(受付13:00〜13:30)
会 場:パシフィコ横浜会議センター2F 211+212会議室
〒220-0012 横浜市西区みなとみらい 1-1-1 TEL:045-221-2155 (総合案内)
テーマ:音楽図書館業務の外部委託−現状と課題−
外部委託(アウトソーシング)によって図書館サービスが急激に変わりつつあります。外部委託が図書館業務やサービスに与える影響や問題点を、利用者、現場の職員、管理者、業務委託者(アウトソーサー)それぞれの立場から講演、事例報告及び意見交換を行い、認識を深める絶好の機会です。
合理化や経費の節減などによって今まで培われた図書館文化や職員のスキル継承の機会が無くなっていくことも危惧されています。
是非、アンケートにもお答えいただき、ご参加くださいますようご案内いたします。出席が叶わない方もアンケートにご協力いただければ幸いです。
内 容:講演1.アウトソーサーから見た音楽図書館
講演2.音楽資料データ作成業者からみた図書館 (仮題)
鳥海恵司氏(株式会社トッカータ) Toccata新典拠システムのデモあり
講演3.利用者から見た音楽図書館
事例報告.加盟館からの事例報告:同志社女子大学図書館ほか
事例報告.アンケート結果報告
参 加:参加費は無料
参加申し込みは「音楽図書館協議会秋の研修会参加申込」の標題を付け、�氏名�所属機関�職名�住所を明記し、下記のメールアドレスまたはFAXで11月4日(水)までに各自お送り下さい。
音楽図書館協議会事務局 同朋学園大学部附属図書館 担当:國枝、若林宛て
E-mail:mlaj-jim@doho.ac.jp;FAX:052-411-1120
※アンケートは、以下のMLAJのウェブページからもご回答いただくことができます。
IAML個人会員は、MLAJ (音楽図書館協議会)にアクセスし、「News」を選択してください。
エクセルファイルのワークシート 個人を選んでご回答ください。
アンケートの送付先は、音楽図書館協議会事務局 同朋学園大学部附属図書館(担当:國枝、若林)
E-mail:mlaj-jim@doho.ac.jp です。
問い合わせ:例会担当:土田 英三郎、関根 敏子、加藤 信哉*
E-mail:skato@library.tohoku.ac.jp;TEL:022-795-5907;FAX:022-795-5909
2009.9.26
■東京大学教養学部60周年記念「観世家のアーカイブ」展のご案内
○「観世家のアーカイブ−世阿弥直筆本と能楽テクストの世界−」
日時:2009年月10月10日(土)−11月29日(日)10:00−18:00(入館は17:30まで、火曜日休)
会場:東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館
入場無料
2009.3.9
■「音楽史研究会」「イタリア古楽協会」合同特別例会のご案内
○"Iconographic Evidence of Kettledrums in Fourteenth-Century Northern Italy"
日時:2009年3月25日(水)15:00−17:30
会場:桐朋学園芸術短期大学2102教室(必ず音大門脇の守衛室で入校証をもらってください)
☆ 例会終了後、いつもの「アンカー・ヒア」にて懇親会の予定です(18:00〜)。
パネリスト:
藤永一郎氏(モントリオール・マクギル大学准教授、筑波大学図書館情報メディア研究科外国人受託研究員)
Susan Forscher Weiss氏 (音楽学、Johns Hopkins University)
総合司会:金澤正剛氏
事務局:音楽史研究会
2009.1.25
■音楽フロンティアみなと再発見コンサート第2回のご案内
○「麻布飯倉 南葵楽堂の記憶」<カミングズ・コレクションの至宝から>
会場:JTアートホール アフィニス
(アクセス・マップ)
日時:2009年2月1日(日)午後2時開演(開場午後1時30分)
出演者:
広瀬奈緒(ソプラノ)、辰巳美納子(チェンバロ)、小林瑞葉(ヴァイオリン)、長岡聡季(ヴァイオリン)、深沢美奈(ヴィオラ)、山本徹(チェロ)
篠田大基(レクチャー)
演奏曲目(抜粋):
パーセル:オペラ「インドの女王」より (カミングズ・コレクション所蔵手稿による再現演奏)
序曲
ソング〈天にいらっしゃる偉大なる神々よ ― あの人のための苦しみならば〉
パーセル:オペラ「ダイドーとエネアス」より (カミングズ校訂版による)
序曲
〈お前の手を、ベリンダ〉 ― ソング〈私が土に埋められたなら〉
スミス:オペラ「アルタセルセ」より (カミングズ・コレクション所蔵手稿による再現演奏)
アリア〈私は苦しみの海を航行す〉
アリア〈あなたは私を怒りで追い出し〉
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」より (カミングズ・コレクション所蔵手稿による再現演奏)
アリア〈かのお方は蔑まれ〉
アリア〈大いに喜べ〉
チケットについてはこちらをご参照ください
2008.12.5
■IAML日本支部第45回研究例会のご案内
○南葵音楽文庫貴重資料デジタル化報告会
会場:慶應義塾大学(三田キャンパス)東館6階スタジオ <アクセス・マップ
日時:2008年12月9日(火)午後3時30分から午後4時30分(開場午後3時)
主催:慶應義塾大学DMC機構 (問い合わせ先 Tel,Fax 03-5418-6441)
協力:国際音楽資料情報協会(IAML)日本支部
内容:・プロジェクトの概要/慶應義塾大学文学部 美山良夫
・ハイビジョン・プログラム「南葵音楽文庫 貴重資料デジタル化」(仮題)初上映
・南葵音楽文庫貴重資料デジタル化の意義/愛知淑徳大学 伊藤真理
・デジタル化画像デモンストレーション/慶應義塾大学DMC機構 篠田大基
・Q&A
参考 DMC Topics " Blog Archive " 【プレスリリース】慶應義塾大学DMC機構・南葵音楽文庫貴重資料デジタル化報告会(12/9)
2008.9.18
■日本音楽学会関東支部特別例会のご案内
○シンポジウム
「《秘密の結婚》の成立と伝播:ロンドン、パリ、ウィーン、そしてナポリ」
会場:立教大学
日時:2008年10月4日 14:00-17:00
司会:長木誠司(東京大学)
パネル:高橋宣也(慶応大学),森佳子(日本大学),松田聡(大分大学)「ウィーンとチマローザ:《秘密の結婚》初演をめぐって」,
山田高誌(東京藝術大学)「ナポリ版《秘密の結婚》での変更点とナポリ初演の詳
細」
○オペラ上演
「国立音楽大学所蔵・チマローザ《秘密の結婚》ナポリ版(1793)・世界復活初演」
会場:東京芸術劇場中ホール
日時:2008年10月4日 18:00開演(17:15開場)
10月5日 14:00 開演(13:15開場)
団体:東京室内歌劇場 http://www.chamber-opera.jp/
指揮:ヴィート・クレメンテ
協力:日本ロッシーニ協会、日本イタリア古楽協会 他
チケット問い合わせ:山田高誌(YIY06227@nifty.com)
2007.10.12
■展覧会のご案内
特別展「Musica ex Machina−機械じかけの音楽−」
会場:会場:東京大学駒場博物館(入館無料)
会期:2007年10月20日(土)〜12月2日(日)
開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
休館日:毎週火曜日
主催:特別展「Musica ex Machina −機械じかけの音楽−」実行委員会
東京大学 大学院総合文化研究科・教養学部 美術博物館
共催:東京大学 教養学部附属 教養教育開発機構
協力:国立音楽大学 楽器学資料館、(財)多摩文化振興財団(パルテノン多摩)、多摩美術大学芸術学部芸術学科
協賛:西濃シェンカー株式会社、TÜV SÜD Japan、ヤマ
ハ株式会社
後援:国際交流基金
問い合わせ先:東京大学駒場博物館
住所:153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1
Tel:03-5454-6139 Fax:03-5454-4929
URL:http://museum.c.u-tokyo.ac.jp/2007.html#musica
2007.10.10
■IAML日本支部研究例会開催のご案内
シンポジウム「日本の音楽資料・情報を考える」
パネリスト 小倉信宏(文化庁)、長木誠司(東京大学)、松浦淳子(国立音楽大学)、
大幸直子(国立国会図書館)、金沢正剛(国際基督教大学名誉教授)
コメンテータ 柄田明美(ニッセイ基礎研究所)
司 会 林淑姫(日本近代音楽館)
日時:11月10日(土) 午後1時30分 〜 4時30分
会場:東京音楽大学 A館 地下会議室(A地下100)アクセスマップ
共催:日本音楽学会関東支部、音楽図書館協議会
(参照・文化庁「音楽情報・資料の保存と活用に関する調査研究」)
会費は無料です。音楽資料に関わる三団体が初めて集う合同例会です。ふるってご参加ください。
趣旨:音楽研究の基礎を形成する資料・情報の収集整理は、音楽大学附属図書館、専門資料館を中心として積極的に進められてきた。諸機関が所蔵する資料の概要についても現今のIT環境のなかで次第に明らかにされつつある。しかし、日本における音楽資料の収集と整理は、研究の多様化、多岐にわたる音楽諸活動に対して必ずしも十分に対応しているとはいい難い。「南葵音楽文庫」をはじめ、日本国内に散在するヨーロッパ古典作品の手稿譜や印刷譜(国際音楽資料総目録RISM収録対象)、日本伝統音楽や近代洋楽資(史)料、日本の作曲家の作品、日々生産されている音楽活動情報、それらはどのように把捉、整理、保存され、共通の文化資産として、また研究資料として活用されるべきか。私達は今、多くの課題を抱えている。
日本における音楽資料の収集、整理の方向性についての論議は折に触れて展開されてきた。とりわけ2005年度日本音楽学会全国大会におけるシンポジウムは、多岐にわたる日本の音楽資料の収集・整理の現状について問題提起を行い、再検討を促した。 ほぼ同時期に開始された文化庁委嘱「音楽情報・資料の保存と活用に関する調査研究」(ニッセイ基礎研究所)は、国立国会図書館をはじめとする図書館、資料館はもとより、JASRAC、現音、国立劇場、演奏連盟、レコード協会、音楽出版協会など、種々の音楽機関団体によるデータ情報、資料に対する取り組みを総合的に調査、その実態を明らかにするとともに、欧米主要機関の現地調査をも踏まえて課題を分析し、今後検討すべき方向性に示唆を与えている。政府機関による史上初の音楽資料関係調査として大いに注目されてよい。
本シンポジウムは、この文化庁調査を参照しつつ、今後の課題について検討する。音楽資料・情報ともっとも密接な関係を有する三つの団体―日本音楽学会関東支部、音楽図書館協議会、IAML(国際音楽資料情報協会)日本支部―の共催が実現している。パネリストの発言に加えて参加者からの積極的な意見を求め、公開討論の場としたい。
問い合わせ:例会担当 藤堂 雍子 yasuko.todo@nifty.com;tel&fax 03-3485-3717
2007.9.28
■秋の2つの展覧会のご案内
▼1)2007年民音音楽博物館秋季特別展
日本音楽教育の曙ー伊澤修二とその業績
会期:9月15日(土)ー12月24日(祝)
時間:平日 11:00-16:00
日・祝 10:00-17:00
休館日 毎週月曜日(但し、月曜日が祝日の場合は翌日が休館日)
民音音楽博物館
〒160-8588 東京都新宿区信濃町8 TEL:03-5362-3555
▼2)東京藝術大学創立120周年企画
藝大をいろどった人々ー附属図書館所蔵貴重資料展
会期:10月1日(月)ー10月27日(土)
時間:平日 9:00-17:30
土曜日 9:00-17:00
休館日 日曜日
東京藝術大学附属図書館
110-8714 東京都台東区上野公園12-8
050-5525-2420(附属図書館総務係)・050-5525-2429(附属図書館情報サービス係)
2007.4.26
■IAML日本支部例会開催のご案内
題目「近代日本における音楽専門教育の成立と展開に関する研究―中間報告:
東京音楽学校附属図書館の明治期までの所蔵状況を中心に」(仮題)
発表者:関根和江(東京芸術大学音楽学部音楽研究センター)
大角欣矢(東京芸術大学音楽学部楽理科)
日時:5月19日(土) 2時45分 〜 4時45分
会場:東京芸術劇場5~6F小会議室(池袋駅 徒歩数分)
東京都豊島区西池袋1丁目8番1号 アクセスマップ<劇場案内図>
今年度総会後に同会場で行います。
なお、総会・例会の郵送でのご案内で、総会会場の記載が誤っておりました。お詫びして訂正いたします。
会費は、無料です。
音楽大学に蔵書には、教育・研究用資料とは別に、個々の学校の生成に深く関わりを持つ蔵書があり、これは近来、固有のアーカイヴとして意識されつつあります。日本の音楽アーカイヴが課題とされている今日、歴史上、先駆者であった東京芸術大学(旧東京音楽学校)附属図書館のケーススタディを発表していただきます。
昨年学会発表のさらに詳細・発展バージョンとなる予定です。奮ってご参加下さい。
例会後、近隣で懇親会(自由参加実費分担)も予定しています。
問い合わせ:例会担当 藤堂 雍子 yasuko.todo@nifty.com;tel&fax 03-3485-3717
2006.10.02
■モーツァルト関係の2つの展覧会
▼1)モーツァルト生誕250年記念展
モーツァルトを旅する―海老澤 敏コレクションモーツァルト
会場:民音音楽博物館・2F企画展示室
期間:2006年9月15日(金)−12月23日(祝)
入場無料
問い合わせ先:民音音楽博物館
〒160-8588 東京都新宿区信濃町8番地
03-5362-3555 http://museum.min-on.or.jp
▼2)Mozart in 聖徳 2006
モーツァルト生誕250年記念「モーツァルトの自筆譜(K.185)展」
聖徳大学所蔵のモーツァルト《セレナード》K.185第1、7楽章の自筆譜を、聖徳大学クリスタルホール・ギャラリーにて展示。
会場:聖徳大学クリスタルホール・ギャラリー案内地図 会期:2006年10月10日(火)午後〜2007年2月28日(水)時 間:9:00〜17:00(休館:毎日曜日・祝日と学業日程による休業日)※催しにあわせて開館時間変更の場合あり
入場無料
問い合わせ先:聖徳大学川並記念図書館
Tel.047-365-1111(大代) http://www.seitoku.ac.jp/
■IAML例会の発表内容を取り入れたテレビ番組の放送
10月11日(水)NHK総合テレビで22時から「細川ガラシャ夫人」に関する番組が放送される。これは2001年3月のIAMLの例会報告:イエズス会劇『Mulier Fortis(細川ガラシャ夫人)(新山冨美子氏)の発表を一部取り入れてNHKが製作した番組:「そのとき歴史は動いた」を新たに手直しして再放送するもの。番組の中では新山冨美子氏とともに例会で発表されたMulier Fortisにも言及されると思われる。なお、このときの例会報告はニューズレター15号(2001年4月)に掲載されている。
2006.4.20
■展覧会のお知らせ
特別展「江戸の声 / 黒木文庫でみる音楽と演劇の世界」
会場:東京大学駒場博物館 1F美術博物館展示室
会期:2006年3月27日(月)〜5月7日(日)(水曜休館 ただし5月3日は開館)
開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)
入館無料
URL: http://tdgl.c.u-tokyo.ac.jp/~bihaku/2005.htm#edo
企画趣旨:黒木文庫は、旧制東京高等学校の黒木勘蔵教授(昭和5年没、49歳)が教養学部発足以来、国文学漢文学教室で保管されてきた近世日本演劇・音楽資料の宝庫。約3000タイトルから成り、質量ともに傑出したコレクションではあるが、『国書総目録』等には未登録、ごく限られた演劇専門家以外にはまったく知られていない。
本展覧会は近世の演劇と音楽書100点を中核とする。近世芸能全般を形態(ジャンル)とテーマに分け黒木文庫からの80点に加え、他機関所蔵の20点ほどの書籍と、相当数の錦絵(浮世絵版画)を展示する。図録は巻頭カラー図版10頁、巻頭言、エッセイ3篇に続いて出陳書籍と錦絵等全点のモノクロ図版と解題から成る。
なお、黒木文庫のすべての資料は、下記のURLから電子版で見ることができます。
URL: http://kuroki.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/top.htm
2005.12.04
■次年度RILM委員が決定
2006-2007年度のRILM委員は下記の方々に決まりました。
山田晴道
関根和江
長谷川由美子
RILMとは、国際音楽学会(IMS)、国際音楽資料情報協会(IAML),アメリカ学術会議(ACLS)の後援を得て、世界各国で公にされた音楽の学術的研究を可能な限り網羅した文献目録を作るために1966年に開始された国際的事業である国際音楽文献目録委員会を指します。 RILM日本支部は国際版に情報を送るとともに、日本国内の文献目録である「音楽文献目録」を毎年発行しています。RILM日本支部は日本音楽学会、東洋音楽学会、日本音楽教育学会、音楽図書館協議会と、このIAML日本支部を母体とし、この5団体から選出された15名の委員と事務局で文献の収集、選定に当たっています。
2005.11.24
国立音楽大学所蔵の「貴重書目録 西洋編1850年以前」がネット公開されました。
国立音楽大学附属図書館のホームページ
http://www.lib.kunitachi.ac.jp
から、入って「所蔵資料」→「特別資料」をクリックしてください。
ここに掲載された特別資料は全部で448冊。そのうち1800年以前の文献は98冊、ゴルドーニやキノー、メタスタシオなど、フランス・オペラのリブレット集がかなりの部分を占めます。
マイクロフィルムでの利用が基本ですが、サイズがあまりに大きなものや小さなものはマイクロ化を行っておりません。
利用を希望される場合は、一定の手続きを経て閲覧が認められれば、現物を利用させてもらえることもあります。
2005.11.14
■ RISM関係ニュース
IAML会長のMassimo Gentili-Tedeschi氏経由で UfficioRucercaFondiMusicaliより BibliotecaNazionaleBraidenseについての第2弾が届きました。(IAML電子掲示板から抜粋)以下にご紹介します。
1900年までの「イタリア筆写譜カタログ」である“ BibliotecaNazionaleBraidense-UfficioRicercaFondiMusicali” (http://www.braidense.it/urfm) に英語版が追加されました。このカタログはイタリアの公共図書館、および市立図書館所蔵の16万6000に及ぶタイトルカードをデジタル化したもので、そのうちの約30パーセントしかRISMやイタリア全国カタログ(ICCU)には掲載されていません。目録は作曲者、タイトル、形式、演奏手段、番号(主題目録や作品番号その他)、それに調性から検索可能です。
■MLAJ主催、IAML日本支部共催で著作権セミナーを開催いたします。
今日、著作権は、著作者、著作物を利用する立場、また著作物を取り扱う立場にとって大きく変わりつつある知的所有権との関わりから近年法改正が進んでおります。 「著作権」と音楽資料の抱える問題を整理する機会として参加されることをお薦めし、ご案内申しあげます。地図など、送付資料は以下でもお確かめいただけます。MLAJ(音楽図書館協議会
NEWS)
http://www.mlaj.gr.jp/news/051201.htm
■「MLAJ研究セミナー2005」開催についてのご案内
会 期 2005年12月1日(木)、2日(金) 会 費 12月1日 無料 【日程・内容】 12月2日(金)日仏会館 会議室(501号室) 12:00〜13:40 昼食兼交流会 【講師紹介】 1941年、
長野県に生まれる。1965年、早稲田大学第一法学部卒業後、文部省入省。1973年から10年間、文化庁著作権課調査係長を務める。1983年、東京学芸大学附属図書館閲覧課長を経て、東京工業大学、一橋大学、広島大学の各附属図書館に勤務。その後、1997年、九州芸術工科大学教授、2003年、九州大学大学院芸術工学研究院教授。2005年3月、定年退職後、九州大学附属図書館研究開発室特別研究員の肩書きで著作権のアドバイザーとして活躍中。最近の著書『Q&Aで学ぶ図書館の著作権基礎知識』(太田出版 2005.2)の中で、「文化の発展をめざす著作権法の真の伝道者に相応しいのは図書館職員の方々であろう」と力説。 増田 聡(ますだ さとし) 1971年、北九州市に生まれる。2000年、大阪大学大学院文学研究科芸術学専攻博士後期課程修了、博士(文学)。明治学院大学、国立音楽大学、法政大学の各非常勤講師。専攻は、音楽学、メディア論、文化社会学。関心は、ポピュラー音楽の美学的構造、文化産業論、著作権論等、多岐にわたる。著作権関連の論文としては、「音楽『著作権』の誕生−近代日本における概念の成立と流用−」(鳴門教育大学研究紀要(芸術編)第17巻、2002)、「音楽著作権の文化的効果−『大地讃頌』事件を検討する」(国立音楽大学研究紀要第39集、2005)等がある。最近の著書『その音楽の<作者>とは誰か−リミックス・産業・著作権』(みすず書房、2005.7)は高く評価され、朝日新聞のインタビューを受ける。(9.28夕) ■「日本の音楽資料―収集整理と研究」シンポジウムのお知らせ 来る10月22日(土)日本音楽学会全国大会において上記のシンポジウムが開催され、IAML会員が多くパネリストとして参加するシンポジウムが開かれます。全国大会は学会員以外にも公開されます。 日時:10月22日(土曜日) 13:30〜 コーディネーター:樋口隆一(明治学院大学) このシンポジウムでは、福島:日本音楽の固有の問題点、林:明治以来の音楽資料収集の現状と問題点、星野:玉川大学所蔵のカサド・コレクション、長谷川:国立音楽大学所蔵貴重書およびRISMへの情報提供、松下:図書館員教育その他の報告をもとに日本の音楽資料全般がおかれている状況と、今後の研究の可能性と必要性について論じられる予定です。 ■各国における資料目録の新たな動きについて 投票用紙の返送がなかった場合、棄権の扱いといたしました。 ■音楽に関する展覧会のお知らせ
1)紀州徳川家伝来の楽器 8月13日から9月19日まで 国立歴史民俗博物館 詳しくは歴博のホームページをご覧ください。 歴博 <http://www.rekihaku.ac.jp/> 2)浮世絵の楽器たち 10月1日から10月26日 11月1日から11月26日まで 大田記念美術館 詳しくは大田記念美術館のホームページをご覧ください。 大田記念美術館 <http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/> 2005.4.21 ■ IMC日本国内委員会が解散 継続か解散かについて検討されていたIMC(国際音楽評議会)日本国内委員会(海老澤敏会長)は、4月20日開催された国内委員会総会において解散を議決いたしました。 IMC日本国内委員会は2001年9月に開催されたIMC東京会議を成功させた後は目だった活動もなく、加盟団体が相次いで脱退するなど、組織の存続について疑問が呈されておりました。昨年の臨時総会でも改廃について論じられましたが、解散を決める前に、世界各国のIMC国内委員会と国際音楽団体に対し、日本の音楽団体との交流、音楽情報の必要性などについてアンケート調査を行い、その結果を基に、改めて改廃を論議することになっておりました。 この結果、回答数は極めて少なく、内容も日本との音楽情報の交流を求める意見も無いということが判明しました。インターネットの普及により、情報交換が必要な団体は既に公私のルートを確保しており、敢えてIMC日本国内委員会がその役割を担う必要は無い、ということが確認されました。第二次大戦後、日本の作曲界からの声で結成されたIMC日本国内委員会は60年足らずでその歴史的役割を終えたことになります。 IMC国内委員会事務局は直ちに残務処理に掛かり、60年間の歴史を纏めた小冊子を編集刊行し、必要な経費を除いた残余資産は、解散決議時点での加盟団体に分配されることもあわせて決定しました。 ■ IAML支部例会の開催 日時:2005年5月14日(土曜日)午後2時〜午後4時 2005.1.1 ■支部役員選挙日程 |
第7回
図書館総合展フォーラム |